2016年に買って良かったもの
2016年に買って良かったものをつらつらとまとめました。
Remowaのスーツケース - SALSA CABIN MULTIWHEEL 32l
今までスーツケースなんてなんでも同じだわ、Remowaなんてオシャンティなピーポーが持つだけで機能性はあれなんでしょ?と思っていてごめんなさい。
軽い!マジ軽い!ステキ!一人子連れでスーツケース転がすなんて無理だと思ってたんですけど、これは軽くて車輪が大きいのでとても楽なんですよ。スーツケースがちょっとの力で転がせるのが子連れにはどんなに楽だったことか。これでだいぶ気軽に旅行に行けるようになった気がします。
今回機内持ち込み可かどうかでこのサイズ(32l)買いましたけど、もうちょっと厚みがあってたくさん入る47lタイプの方がオススメです。衣服が重なる冬だと親子2人だとちょっと小さいかな。
キャビンマルチホイール 32L【SALSA】 |リモワ通販なら、正規販売店の林五
本当は昔流行った赤いスーツケースが欲しかったんですけどね。もう販売終了してました。
Bluetooth トランスミッター - JPRiDE JPT1
深夜のテレビを見るのに使っています。Bluetoothヘッドホンに飛ばせるので子供が寝ても気兼ねなくテレビが見れます。てかメーカー各社、テレビ標準でBluetoothつけてください。
とりあえず対応コーデックの明記があって(AAC,SBC)、イヤホンの対応コーデックと合ってた本商品にしました。音質のいいaptXには対応してないけど、イヤホンも対応してないからこれでいいんだ…。対応コーデックによって音の遅延があったりするらしいです。
Boseのワイアレスイヤホン - Bose SoundSport wireless headphones
BoseのBluetoothイヤホン SoundSport wireless headphones を買いました。アクアの色が可愛い。コードないって素晴らしい。それに尽きます。毎日使ってます。
今までSoundSport® in-ear headphonesを使っていたのですが、それと比べて重低音が効いている気がしますね。
私は音より装着感を重視するタイプでBoseのあの独特のイヤーチップが好きだったんですけど、つけ心地はやっぱり前のものよりかは悪い感じです。Bluetooth化でイヤーヘッドが大きく重くなったせいもあってか、たまにポロッと落ちます。なので毎回ギュッと耳に詰め込んでます。私は普段使いなのでそこまで不便は感じませんがスポーツ用途だと厳しいんじゃないかな?Bluetooth接続自体はすぐ繋がるしストレスレスです。
Nexus 5X / iPhone 6
指紋認証機能はiPhoneにもありますけど前面で、Nexus5Xは背面です。認識精度は似たようなもんですけどロック解除はNexus 5Xの方が早い感じがします。
指紋認証設定してると子供に勝手にスマホを操作されたり課金されたりするリスクがなくてとてもいいです。普通のロックでもいいんですけど入力することが多い分起動は遅いですし、さっとロック解除して起動できるのは余裕がない育児中の親には非常にありがたいです。
あずきのチカラ
エンジニアは目が命なのですが、歳のせいか目がとても疲れるようになりました。当初はめぐリズムを愛用してしのいでたんですが、ちょっと高いかなあと。そこで目元用を買って使ってみたところ、めぐリズムにない重みが気持ち良い。追加で、首肩用を購入しました。温めるとあずきの匂いがするんですけど、素朴で良い香りで癒されます。忙しくて毎日は使ってないですけど、使える日はできるだけ使ってます。これでマッサージに行く頻度が少し減りました。
目元用は、目薬してから使ってます。すると使用後は爽快で意外と目って疲れるんだなってことがわかります。
Sony NEX α6000
わーいカメラデビューだよー。子供の運動会もあるし、思い切って買いました。ダブルズームレンズキットのホワイトです。白いボディが可愛い。レンズ交換型だとレンタルでエンズを借りて試したりできて楽しいです。何よりネット対応しているので撮影画像の確認やSNSへのアップデートが楽チンです。AFが速いので子供が動きまくってもそれなりに撮影できます。
ついでにカメラ&レンズ保存用のタッパーと乾燥剤買いました。あとカメラケースとストラップ。
http://www.mi-na.co.jp/fs/mina/0000000264/80036-9
シューカバーも付属していないので水準器つきのものを買いました。これは安い。
普通に可愛がってます。しかし付いてるレンズが暗くて、明るいレンズが欲しいなあって最近思い始めています。でも欲しいスペックのレンズとなると、こんなお値段…。
これがカメラ沼か…と青ざめながらも楽しんでいます。なんか安くていいレンズないですかね。
海外ドラマあれこれ
読書熱は少し冷めて、空き時間は海外ドラマをぽつぽつ見ています。知らないうちにギークなドラマがとても増えていて、エンジニアの私としてはとても嬉しい。
見たもの
The Big Bang Theory (ビッグバンセオリー)
モテないけど博士号を持ってて研究に没頭してるギーク4人組が、女の子のことであたふたしてるようなコメディです。気軽に見れて超楽しいんですけど、雑学が増えるというなんとなくお得感ある番組です。1話20分程度なのでちょっとした移動中に見れて便利。
シェルドンみたいな天才ではないけど、シェルドンみたいな人はエンジニアには多いので、あるあるが多いです。前職時代に、毎日牛乳とコッペパン二つって決めてる人がいて、出張で朝食つきホテルを取ってもらっても、そのコッペパンと牛乳をわざわざ持参で来た人がいたんですけど、その人のことを思い出しちゃいました。
ただ残念なのは、男性陣にはあるあるが多いんですけど、女性陣はペニーとレスリー以外はあんまり現実味なかったですね。女性エンジニアについてももっとリアルでいて欲しかったけどそうするとあまりドラマとして面白く無くなるのかな?
日本ではHuluとNetflexで配信してます。
The Big Bang Theory - Official Trailer (HD)
Mr. Robot (ミスターロボット)
セキュリティ会社のエンジニアが怪しい男に誘い出されて世界を変えるハッカーチーム「F Society」に誘われて…って感じで話が始まるんですけど、サイバーアクション系かと思いきや結構サスペンス的な感じの不思議な話です。ファイトクラブっぽい?マルホランドドライブっぽい?そんな現実と幻覚が錯綜する話で、その理由づけとして主人公はちょっとヤク中&記憶に異常があるって設定になってます。その代わりハッキング能力は天才的(って設定)なんですけど。
このドラマはさすがにハッキングシーンにリアリティありますね。ハッキングって日本のドラマだとキーボードカチャカチャ、ッターンしてドクロマークが出るって笑える感じですけど、そうなんですよねハッキングってソーシャルハックが一番地味かつ効果的なんで、意外とキーボードカチャカチャしないんですよね。リアリティに寄せたおかげであまりセキュリティに詳しくない人でもなんとなくついていけるし、ハッキングという設定がサイコサスペンスのいい味付けになってるような気がします。まあメモリを電子レンジでチンしたりしたい焼却炉で焼いたりすんのは、ちょっと過剰にデフォルメしてると思いますけど。
いやしかし、面白いです。広げた風呂敷たためるのかが気になるところ。
日本ではAmazonプライムビデオで配信してます。
Mr Robot Official Trailer New Series on USA (2016) eyemovies
Project Mc2 (プロジェクトmc2)
Netflix製作の俗に言うSTEMガールドラマ。可愛いガールたちが秘密のハンサムにときめいたりしながら、いろんな科学技術を使って事件を解決していきます。とある転校生はある秘密の任務を持っていた…的なベタな始まり方なんですけど、女の子たちがひたすら明るくかわいくイキイキしています。ギーク物ですけどあまり知識欲を刺激しないというか、勉強目的で見るような感じではないです。どちらかというとギーク女子のイメージ払拭がメインテーマ?
何気に、「100 オトナになったらできないこと」のような海外のティーンむけドラマ好きなんですけど、国内物ってこう言う明るい学園ドラマってないよね。もっと作ればいいのにな。知らないだけかな?
Project MC2 | Official Trailer | Netflix
Silicon Valley (シリコンバレー)
セックスアンドザシティを手がけたHBOという制作会社が作成したベンチャーコメディドラマ。Made by Google 2016 のイントロにもオマージュ的に使われた、いかにもベンチャーな感じのドラマだったんですけど、実は1話で離脱しました…。やっぱりちょっとリアルすぎるところですかね、ベンチャー界隈にありがちな嫌なところも描かれているのでそれを見て胃がキリキリキリキリ…コメディらしいんですけど楽しめなかった。2話3話と続けてみるとまた違うんでしょうけど。私はちょっと現実離れしたドラマを求めてたみたいってだけで、合う人は合うと思います。日本ではHuluで配信してます。
Silicon Valley - Season 1: Trailer - Official HBO UK
これから見たいと思っているもの
Black Mirror (ブラックミラー)
ダークな近未来SF。トワイライトゾーンみたいな感じもあり、今これ系が好きな人にとっては最も熱いらしい。相当気になってるんですが、ホラー要素が苦手なのでなかなか見始めるのにはちょっと勇気が。日本ではNetflexで配信してるそうです。
Black Mirror | Official Trailer - Season 3 [HD] | Netflix
最近はNetflex、Hulu、Amazonプライムビデオで見ることが多いです。うちはAmazonプライムに入ってるので、Amazonプライムビデオを特に使っています。その次は使いやすく料金も安いNetflix。Huluは使いにくくてイマイチ使ってないです。Huluは本当になんとかならんかなあ。
読書記録
相変わらず、読書は続けています。読書の時間は、自分でじっくり考えることができる貴重な時間なので、とても楽しいです。
エデンの東で有名なのは映画に主演したジェームスディーンのイメージで、私はそこからなんとなく若者特有の反抗期の話かなーって思ってました。小説は文庫本で全4巻なのですが、この中で映画化されたのは実は4巻目だけなんですね。ごく一部なんです。そして小説は3世代またがって100年ぐらいの間の壮大なお話です。
なので登場人物は多いんですけど、一貫して愛に気づかない者、愛されてないと悩んでる者との対比で描かれ、その宿命からどうやって逃れるかってとこで話が進んで行きます。そして最後には少しの希望をともなうカタルシスがあって終わります。こう書くとあんまり面白そうじゃないんですけどw、実際はめっちゃくちゃおもしろかったです。
特に中国人召使のリーが旧約聖書に載ってる「Timshel」というヘブライ語を解釈するくだり、とても面白かった。この言葉は色んな風な解釈があるけれど、読者がどう解釈するか(またはどう解釈するように目指すか)かで、この小説が読者に与える影響力が大きくもなり小さくもなると思います。リーの解釈、アダムの解釈、キャルの解釈。そして読んでるあなたの解釈は?と問いかけられているようです。自分ならどう解釈するだろう。
もしキャシーがこの言葉を知っていたら…と想像してみたけど、たぶん空虚なキャシーはどう頑張っても表面的な解釈しかできなかったのかなって思いました。能力はあるのに一度も自分と向き合えなかったかわいそうなキャシー。
過ちに縛られてる時、愛に翻弄された時、絶対的な悪に対峙した時、運命のような抗えないと感じる大きな力と向き合う時などに、行き詰まった読み直すと得られるものが沢山ありそうです。
軽い小説が読みたくて手に取りました。元フレンチシェフが書いただけあって、料理の描写はとても美味しそうです。フレンチが食べたくなりました。
すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた (ハヤカワ文庫 FT)
- 作者: ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア,浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2004/11/09
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 17回
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これ凄い好きです。
元々はSF作家なジェームス・ティプトリー・ジュニアの書いた幻想小説なんですけど、ユカタン半島にあるキンタナ・ローというところが舞台です。古い遺跡がたくさんあり海がとっても綺麗で、ダイビングを目的とした人々が集まるリゾート地です。原住民と観光客が入り交じる中、毎年やってきて原住民と仲良くなりかけた小説家が、原住民に伝わる幻想的な話を聞くという流れで話は進んで行きます。以下の4編が収められいて連作です。
- キンタナ・ローのマヤ族に関するノート
- リリオスの浜に流れついたもの
- 水上スキーで永遠をめざした若者
- デッド・リーフの彼方
この幻想的な話から海の持つ不思議で巨大な力の存在を垣間見ることができます。誘惑したり恐怖を味わせたり引き込んだり。ティプトリーは現実でも何か別の巨大な力の存在を感じていたのでしょうか。もしくは死への誘惑と憧憬?ティプトリーの自死の2年前の作品です。
これ映画化してほしいけど、映像化難しいだろうなあ…。
羽田さんって最近テレビにたくさん出てるじゃないですか?そこで「単行本買ってください。雑誌買われても印税は入らないので単行本買ってください〜!」と猛烈アピールされてたので、つい買っちゃいました。キャラクターも立ってるのでこういう作家さんってどういう話を書くんだろ… という興味もありました。
感想は変わってるなあコレ…って感じです。すごい主人公が変人です。でも私も変人の要素があるので、自分の変なところにコンプレックス持たずに、そのまま素直に自分のペースで生きてっていいんだなあと思いました。なんか変な感想ですみませんw
でもこの変さは作者の恣意的なものかどうかなのは気になるなあ。もう1冊くらい読んでみたいなと思いました。
Amazonのセールで無料か何かだったので。伊坂幸太郎さんの作品って初めてなんですが、なんとなく笑えるハードボイルドなイメージでした。読んでみたらふわふわした恋物語でした。人生に肯定的になれる感じ。
男性向けの恋愛指南書ですがAV監督さんが書いています。これすごい面白くて、なにが響いたのかっていうと、「自分の渇望するものはほんとうは何か」とか「自分の好きなものはちゃんと好きなものであるか」とか割と哲学的なところでした。あとモテたあとに感じる罪悪感の正体についても分析してて面白い。私はあまりモテた経験なかったので知らないんですけど、モテたら罪悪感って感じるものなんだ…!ていうのはとても新鮮でした。しかし男性はキャバクラとかあっていいなあ…!
これと対になるエッセイで「なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (文庫ぎんが堂)」という女性向け本も出てるようなんで近々読んでみます。モテ指南書とか独身の時は全く読まなかったけど既婚子持ちになってから読むと言うのもおもしろいなあ。
少女漫画の短編集です。この作者さん、一貫して「世界がガラリと幸せに変わる瞬間」を題材にされていてそれがすごいというかうまいなあって思います。まあ正直恋愛ものの漫画とかはほんと興味なかったんですけど、それを上回るぐらい視点が変わる瞬間が心地いい。おすすめ。あ、この作者の作品は近いうちに映画化されると予言しておきます。
個人的に出産後の一貫したテーマとして「自分の”好き”は何か?」というのがあります。自然とそういうテーマを扱う本が多くなりました。しかしまだまだ模索中…。