Netflixの最近のおすすめ
コロナみたいな病気が流行るとは思ってもみませんでしたが、単なるエンジニアな私は何も貢献できないので、状況を出来るだけ楽しみながら引きこもることでやり過ごしていました。とはいえ、こういう時期はテレビをみてると心理的に結構きつくなるので、主にNetflixをみていました。シリアスなのはちょっと辛いのでひたすら楽しいやつや集中できるものを2つ紹介します。
クィア・アイ
Queer(クィア)は性的マイノリティを表す言葉だそうです。特技を持つクィアな5人が、人生に行き詰まってたり疲れ果てたりしてる人のところに訪問し、前向きな気持ちにさせてそっと背中を押すような番組です。
人が救われるのを見るのは自分にもカタルシスがあってスッキリするのと、家事と育児と仕事に割れている自分にも気づきがあります。あとどこを切ってもハッピーな雰囲気があるので見てて癒されるのもポイントです。
個人的にはファッション担当のタンが一番好きで、自分のスタイルが確立されてて人と対等に優しい気がするんです。お互い独立した個人として厳しいことも言いつつ、でもちゃんと優しい。ヘアメイク担当のジョナサンも好きで、一番お腹がぽちゃってるんですが一番乙女でとにかく楽しい。で、フィギュアスケート好きらしく、たまにフィギュアスケートのネタをぶっこんでくるところも楽しいです。二人を特にあげましたが、他に嫌いな人はいなくて全員好きなんですけど。
シーズンが進むにつれて失速するリアリティショーも多いけど、これは失速しないでほしいなあ…。シーズン6はテキサスで撮影されることが決まってるらしいです。楽しみ。
公式サイト
https://www.netflix.com/jp/title/80160037
ペーパー・ハウス
教授(プロフェッサー)と呼ばれるブレイン役が強盗計画を企て、人を集め、強盗団を結成しスペインの造幣局に立てこもるという話です。造幣局に立てこもる実行役の荒くれどもと、外でサポートに徹する教授と、なんとか解決しようとする警察の、それぞれ交差する心理状態が面白い!またすぐ恋愛沙汰になって色々ごちゃごちゃするんですよね。恋愛といってもジメッとした感じでなくて、彼氏が撃たれたので機関銃ぶっ放すという、割とわかりやすい感じです。
しかし、カップリングとして、強盗メンバー同士、強盗メンバーと人質はまだわかるとして、教授と警察の交渉役は恋愛しちゃいかんやろ!その恋愛が足を引っ張り強盗計画がことごとく脇道にそれていきます。これどうすんねんって感じになるんですけど、でも最後にはめっちゃ回収してスッキリ終わります!
あと教授役の人がかっこいい…私サピオセクシャルではないですが、久々にかっこいいキャラ来たー!て感じです。めっちゃかっこよくない?
教授はめちゃくちゃ頭切れるんですけど、強盗って感じではないし、しかも結構ドジっ子で呆然としたり、いいんですよね。夜遅くまで酒飲んではしゃぐトーキョーとナイロビをもっさりしたパジャマ姿でおずおず注意しに行くところとか、警察の交渉役ラケルにテーブルの下を見ろと言われ氷の微笑を思い出してドキドキしながら覗くところとか、超いいんですよ。推しポイントがたくさんある…。楽しいです。
他のメンバーもバランスが取れてていいんですよね。トーキョーは美人だけど短気すぎてチームを危機に導くし、ベルリンは落ち着いててリーダー向きだけど独裁すぎてチームを危機に、モスクワはすっごいいい職人肌のおじさんだけど、息子愛しすぎてとった行動で…、ナイロビは…。欠陥あるけど愛すべき人間だらけで自分だけの推しが見つかるかと思います。
公式サイト
https://www.netflix.com/jp/title/80192098