ギークカアチャン

エンジニアとカアチャンの隙間に

肘内障になったけど「せいふく」がわからなくてハテ?となった件

ずいぶん前になりますが、娘が肘内障になりました。

 

保育園の帰りに手をつないで歩いて帰ることが多いのですが、ある日娘がやたらふざけて車道に飛び出そうとしているのを腕をぐっと引っ張ってを繰り返したところ、ちょっと様子が変…。抱っこすると普通なのだが、おろして手をつなごうとするといやがるし泣きそうな顔になる。最初は全然わかんなかったけど、腕抜けたのかもと思いその場でスマホで「乳児 腕 痛がる」と検索すると、「肘内障」という単語が出てきたのでそのまま整形外科へ行くことにしました。

 

肘内障とは、亜脱臼の一種で

肘内障(ちゅうないしょう、英: nursemaid's elbow, pulled elbow)は2-4歳の小児にしばしばみられる。解剖学的に希薄な輪状靱帯から橈骨頭が逸脱した状態。肘関節脱臼とは異なる。親に手を引っ張られて発生することが多い。成長とともに固定が強固となり成人での発症はまれ。 橈骨とは前腕の骨のうちの一本である。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%82%98%E5%86%85%E9%9A%9C

 

整形外科で診せると、先生は腕を曲げたりのばしたりしたあと、「バンザイしてみて」と娘にいうも娘はいやがって全然やらず。先生に肘内障かどうか聞くと「肘内障だと思って"せいふく"してみたけど、そうでない可能性もある。自分でバンザイできるかでちゃんと"せいふく"できたか確認する。だから家でバンザイするよう促して欲しい。"せいふく"できてたらもう痛くないはずなんだけどな。バンザイできないようだと原因は違う可能性があるからまたつれてきて。」

 

はあ?せいふく?征服?何を征服するの?もしかして制服?

 

と思いつつも、空腹と腕の痛みで不機嫌な娘をつれて帰り、なだめつつ晩ご飯を食べさせたりしながら、隙をみて"せいふく"を調べてみたところ…「整復」でした。脱臼したところを元の位置に戻すことをさすそうです。知らんかった!あんまり整形外科とか行かないし!

 

ちなみに娘はいやがってその日は全然バンザイしたがらず、結局次の日も休んでずっと様子をみてました。なかなかバンザイしなかったのですが、おやつをあげる際、大好きなチーズを高い位置に差し出したときにうっかりバンザイをして、ほっと一安心しました。

 

肘内障は一度やると癖になるらしいです。また走る子供を制する為にひっぱる場合、コツは腕をひっぱるのじゃなくて手のひらを引っ張るといいそうです。あまりに頻度が多い男の子のお母さんの中には、医者に行かず自分で整復しちゃう人もいるそうです。Youtubeで治し方のってるのでそれみて勉強したわって。へええ。